バランス

歯医者さんの診療を受けている最中に考えていたことなのですが(笑)、この世はバランスが大切だと痛感しました。

最近は無痛診療が主流だと勝手に想像して受診したのですが、脳天を突き刺すような痛みが不定期に襲ってきました(笑)。まさに痛感です。左の歯の治療を受けたのですが、ここ最近左の歯をかばって食事をしていたせいか、右の顎が鍛えられやや張り出してきたように感じるのです。おそらく、このまま治療をしなければ更にバランスは崩れていくでしょう。

さて、私が考えていたのは何も歯の事だけではありません。風水では、陰と陽の関係が非常に重要です。山と水のバランスを整えることにより気が循環を始めます。これは全てに当てはまることで、例えば、財運だけ突出して秀でていたとしても、その運気を実際の財に転換するには人の縁が必ず必要になります。お店でいえば、突出した良い商品をお客様が購入することにより初めて経済価値が生まれます。

つまり、財だけでも駄目で、丁(人の和)も同じようにバランスが取れていないと上手く機能しないのです。また、学者肌の方がいかに素晴らしい研究をしたとしても、それを世に知らしめる術を知らなければ折角の研究も日の目を見ない訳です。これを陰と陽、山と水として風水ではその調整を主な目的とするのです。どちらが欠けても成り立ちません。

この象徴が、皆さんが良く目にする円い太極図です。私は診療台の上に横たわりながら、自分の歯を材料にこんなことを考えて激痛を紛らわせていたのでした(笑)。