先日、いつものように事務所で風水の鑑定作業をしていますと、なにやら面白い数遊びの話になりました。以前に、奇門遁甲で判断の補足に使う「瞬間表象」という内容を書いたと思います。瞬間表象とは、質問を受けた時や卜占を行う時に、目に入る情報やその場で起きる現象を占断に組み入れるものです。実は大変重要な要素でして、物事を決断する時には注意をしています。
さて、面白い数遊びというのは、何か質問を受けた時に相手に二桁の数字を言ってもらいます。
たとえば、この恋愛は上手くいくでしょうか?という質問であれば、質問をした人に任意の二桁の数字を言ってもらうのです。ここで、仮に31という数字を選んだとしましょう。判断としては、「上手くいく」となります。これはこの判断方法を知ってしまった人には利用できません(笑)。答えはとても簡単。数字を五行に置き換えて判断しています。上記の例ですと二桁の数字は31。3は五行の「木」です。そして1は五行の「水」になります。五行の原理で、木は水から生じられます。つまり仲の良い関係にあるわけです。
そしてもう一つ、最初の数字が本人を表わします。31ですと、3が本人です。そして相手が1になります。分析すると、相手は水ですから、こちらの木を生じてくれています。これは、先方がこちらに好意、もしくはこちらより強い気持ちを持っていると判断することが出来るのです。どうでしょうか?簡単ですが即興で判断するには便利です。ここで、その他の数字の五行も記しておきましょう。
1:水
2:土
3:木
4:木
5:土
6:金
7:金
8:土
9:火
となります。もし10など最後に0がついてしまったら、相手を9として判断します。
生じる、生じられる、同じ五行であれば答えは「吉」
火と水、金と木、木と土、火と金、土と水など、相手と喧嘩してしまう五行であれば「凶」という簡単な判断方法です。
あらゆることに応用が利くと思います。
是非試して下さい。